RWA バトルアームズ BAD556 電動ガンに搭載されるECU
GATE ASTER RWA Editionとは?ASTER V2との違い、プリコックやトリガー感度調整について
ORGAが代理店として日本国内販売を手掛けることになったRWA バトルアームズ BAD556 電動ガンだが、ECUについてはGATE ASTER RWA Editonが搭載されることは以前にもお伝えした通りだ。
GATE ASTER RWA EditonはGATE ASTER V2をベースとしておりV2とほぼ同等のスペックを持つECUだが、その違いは何なのか?というところに疑問を持っていた方も多い事だろう。その点について今回は解説していきたい。
GATE ASTER RWA EditonとV2には違いはなし?!
実はORGA AIRSOFTでもわざわざRWA Editionと銘打っている点が気になり、かといってV2との違いがアナウンスされているわけでもなかったため、RWAの担当者に確認を取ってみた。
違いはバイナリー(トリガーを引いた時と離した時でそれぞれ1発ずつ発射するモード)のセレクターポジションが異なっていたとのこと。V2ではバイナリーを含むファイヤーモードは【SAFE】-【BINARY】-【AUTO】になっていたが、RWA Editionでは【SAFE】-【SEMI】-【BINARY】となっている。
バイナリーは1回のトリガー操作で2発出るという仕様のため、サバゲーでのセミオート限定戦では使えない場合がほとんど。そのため、フルオート戦ではない限り出番はないのが当たり前だ。
バイナリーを使いたいのにV2の仕様のままだった場合、セミオート限定戦のたびにプログラムの設定変更をしなければならなかったが、RWAではこれを使いやすくするためAUTOポジションでバイナリーが使えるようGATEに依頼。こうしてRWA Editionが誕生したのだ。
ただ、この仕様変更は後にASTERのファームウェアアップデートでオンラインリリースされたため、実は現在のV2もこの仕様が標準となっているとのこと。そのため、実質的にRWA EditionとV2の違いは「無い」ということのようだ。
BAD556 電動ガンのプリコックとトリガー感度調整の設定について
GATE ASTERにはプリコックを可能とする機能や、トリガー感度を調整する機能も搭載されている。ただし、これらを設定するには別途ASTERとスマートフォン・PCを繋ぐための専用コネクタとGCSアプリケーションが必要となり、アプリ上から設定を変更することになる。
工場出荷状態ではプリコックの設定は解除されているためユーザーによる設定は不可欠であるが、このひと手間を掛ける価値は充分にあると言えるだろう。トリガー感度については感度レベルを160~250レベルで設定可能。トリガーの遊びも3~15レベルで選択できるほか、2ステージトリガー設定をセットすれば引き代によってセミ・フルオートを切り替えるようなセッティングも可能だ。
初期投資(コネクターの購入)や設定に関する知識・探求が必要となるためそれなりに手間は掛かるが、できることの幅が広がり BAD556 電動ガンをより楽しめるようになるだろう。
※ORGA AIRSOFTではプリコック設定やトリガー感度の調整はご対応できません。設定の変更はユーザー様ご自身の責任において実施して頂くようお願い致します。
※極端な設定にしますと BAD556 電動ガンの故障に繋がる恐れもあるため、プリコック設定変更の際はご注意ください。
※本コンテンツで使用した写真はGATE ASTER V2プロダクトページのものであり、RWA バトルアームズ BAD556 電動ガンに組み込まれるRWA Editionとは仕様が異なる部分がございます。